ども!
今、電子タバコ(iQOSなど)を吸っている人ってかなり多いですよね。
普通の紙巻タバコを吸っていると、電子タバコを吸ってる人たちから煙たがられる存在になってしまいました。(同じ喫煙者なのに)
恐らく皆さん「普通の紙巻タバコより身体に悪くないから」という理由で電子タバコにしたんだと思いますが、本当にそれで正しいのでしょうか?
私は1年前から禁煙をしています。
最近、普通のタバコと電子タバコを吸い比べてみたのですが、
「圧倒的に電子タバコのほうがニコチン多い」と感じました。
(個人の感覚です。)
ひょっとして、電子タバコって禁煙には繋がらないんじゃないか?と思ったので、今回はその内容を記事にしていきます。
電子タバコは禁煙が難しいと思う理由
早速ですが、電子タバコは禁煙をしにくいと思われる理由を述べます。
ニコチン依存になりやすい
私はタバコを1年近く辞めていました。この間、久しぶりにタバコを吸いました。紙巻タバコと電子タバコを吸ってみたのですが、吸った感じ、電子タバコのニコチン量は紙巻タバコの比じゃないレベルに多く感じます。
恐らくですが、大量のニコチンが入っているのではないかと。
電子タバコにニコチンの量が記載されていない理由はそこなんじゃないかな?と思っています。
普通のタバコと同じくらいのニコチン量であるならば、ニコチン量くらい記載してもいいんじゃないか?と思いませんか?
紙巻のタバコはタールがある分、少量のニコチンでもガツンと吸った気がしますが、電子タバコではタールが無い分、ニコチンの量で補うしかないのです。
大量のニコチンを吸えば吸うほどニコチンの耐性ができますから、電子タバコのニコチン量が普通になってしまいます。
つまり、紙巻タバコよりニコチン中毒になりやすいということです。
紙巻タバコと比べて身体への害は少ないが、深いニコチン依存になってしまう。
そんなジレンマが存在しているんじゃないかなと考えています。
実際、紙巻タバコと電子タバコでの禁煙率を調査した研究がありましたが、電子タバコの方が禁煙成功率のほうが低かったようです。
http://www.seikatsusyukanbyo.com/calendar/2018/009517.php
普通のタバコより参入障壁が高い
普通のタバコに必要なのはタバコとライターだけですよね。
コンビニに行けば1000円以内ですぐに手に入れられます。
しかし、電子タバコは4000円以上する機器を購入したうえで、専用のタバコを購入しなければなりません。
この流れは、新しく喫煙を始める人は少なくなるかもしれません。
しかし、タバコを辞めようと思っている人には逆効果です。
なぜなら、「あれだけお金を払ったんだから、捨てるのはもったいない」という意識が働いてしまうからです。
家に電子タバコの機器がある状態では、コンビニで専用のタバコスティックを購入するだけで喫煙が再開できてしまいます。
紙巻タバコより身体に害がない(と公表されている)
矛盾に聞こえるかもしれませんが、身体に害がないと謳われているいるが故に、禁煙が成功できないというジレンマも発生しています。
禁煙をする理由ランキングで1位なのが、「自分の健康が気になるから」が67%で1位のようです。
今までの紙巻タバコではこれらが通用したのでしょうが、電子タバコのように「健康被害が90%削減!」などとあれば、禁煙をする理由がなくなってしまいます。
「電子タバコは健康被害も少ないみたいだし…」という理由で禁煙に失敗してしまう人が大半なんですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。結局、健康への害が少ないという理由でニコチン依存の強い電子タバコを吸ってしまっているという図式が出来上がっているように感じます。
ニコチン依存は本当に恐ろしいです。
今では、禁煙外来もありますから本当に禁煙したい方は利用することを検討してみても良いでしょう。