ども!
以前、「禁煙10か月経ったので久しぶりにタバコを吸ってみた」という記事を投稿しました。で、その時の感想としては「まずいけど、懐かしい味。ただ、喫煙者にはもう戻らないだろう」というものでした。
結果、今の状態がどうなっているのかを今回は記事にしました!
喫煙、はじめました。
はい、非常に情けない話ですが…
喫煙を再開してしまいましたぁ!!
喫煙再開してしまったきっかけ
禁煙して10か月経って久しぶりにタバコを吸った後の僕の心境
「美味しくないし、喫煙なんて再開しないわ…」
という風に、ちょっと舐めてたのが仇となり…
ちょうどその時期は年末ということもあり、飲み会の回数が多かったのです。
喫煙者の知り合いに「一本吸うか?」と言われました。
「もう既に一本吸っちゃってるし、別にいいだろ」ってことで一本貰いました。
で、飲み会の度に喫煙者の人にタバコを貰うということを繰り返していました。
その時の僕の心境「自分でタバコを買わなきゃ、へーきへーき」
という感じでした。確かに、この頃は日中は吸わなくても平気でした。
ただ、飲み会を繰り返し、タバコを貰っているうちに段々とタバコが美味しい…と思うようになってしまいました。
タバコ、恐ろしい…(というか、自分の甘さが)
どうして喫煙の習慣が戻ってしまったのか
飲み会の時のみタバコを貰ってるとはいえ、段々と人から貰いタバコすることが申し訳なくなってきてしまいました。
なので、とある飲み会の時に自分でタバコを購入してしまったのです。
その時の僕の心境「買っても、明日の朝捨てればいいや」
でも、翌朝になっていざ捨てようとしても、
「どうせまた数日後には飲み会があるし、また買うとお金が勿体ないからこのまま取っておこう」と考え、捨てずにとっておくことにしました。
その時の僕の心境「持ってても飲み会の時以外吸わなければへーきへーき」
で、結局日中吸わなかったのですが…
ある晴れた休日の午前中。庭に出てみました。
その時、「あ、今タバコ吸ったらさぞかし旨いだろうな…」と思いました。
で、飲み会の時は普通に吸ってる身だったので、喫煙に対するハードルが大分下がってきていたんですね。いうならば17センチくらいのハードルです。
で、吸ってみたんですが、めちゃくちゃ美味かったんですよ!!
その時の僕の心境「いい加減まずいな…これ吸い終わったら禁煙しよ」
禁煙に再チャレンジしてみる
流石にこのままじゃまずい!せっかく禁煙してたのに!と今更ながら焦りまして…
2回目の禁煙にチャレンジしました。
「ま、もう既に長いこと禁煙できてたし、前ほど禁煙も辛くないだろ」
てことでかなり舐めてました。
結果ですか?2日目で失敗しましたよええ…
恐らく、1回目の禁煙の時のような辞めたい!という強い意志ではなかったのが原因だと思います。
それどころか、2回目の禁煙に失敗するときの心境も
「何のために禁煙してるんだろ…どうせいつでも禁煙できるし、吸っちまえ!」
と思っていました。
一本だけお化けの正体ってこれだったのか!
というように、禁煙失敗の時の僕の心境は以下のように変化していきました。
「一本だけ吸っても大丈夫でしょ。→ほら、やっぱ美味しくないし大丈夫」
↓
「もう一本吸っちゃってるし、飲み会の時に貰うくらいは大丈夫でしょ」
↓
「自分でタバコを買っても、翌日の朝に捨てれば問題ないでしょ」
↓
「捨てなくても、飲み会の時以外は吸わなければ大丈夫でしょ」
↓
「何のために禁煙してるんだろ…どうせまたいつでも禁煙できるし、吸っちゃえ」
分かりますでしょうか?
最初は物凄いミニマムだった僕の中の一本だけお化けが、いつの間にかかなりビッグなモンスターに変化していったのです!
一本だけお化けの正体とは、一本吸ってしまったからもうその時点で喫煙者に逆戻り!という訳ではないのです。
一本だけお化けの正体とは「タバコを一本だけ吸ってしまったことにより、喫煙に対するハードルが下がってしまうこと」なのです。
ハードルが下がることにより、どんどんタバコを吸っていく…それにより、喫煙の習慣が戻ってしまいます。
もし、「この一本を吸ったらまたすぐ喫煙者に逆戻りしてしまうよ!」というようなものだったら、きっと禁煙を失敗する人もかなり少ないことでしょう。
たちが悪いのは、例え一本吸ったとしても「なんだ、あんまり美味しくないじゃん。これなら大丈夫だな」と思わせるところなのです!
意思が弱かっただけじゃないの?
ぐぬぬ…確かにその通りかもしれません。
結局、禁煙が成功できる人ってのは「いつまでも強い意志を継続して持ち続けられる人なのかな」と思いました。
今回の経験で、喫煙者はいつまで経っても喫煙者なんだな、と。
タバコの美味しさを忘れてしまうくらい禁煙を続けないと、本当の非喫煙者にはなれないのかもしれません。
じゃあ、どれくらい禁煙すれば本当に非喫煙者になれるのさ!
と思うかもしれませんが、今回の経験からすると恐らく3年で本当の非喫煙者になれるんだと思います。
というのも、3の付くペースで禁煙者のレベルはアップしていきますよね。
3日、3週間、3か月、3年…
3か月禁煙したころには、確かにタバコが無くても全然問題ありませんでした。ただ、好奇心から吸ってみたいという気持ちはありました。
恐らくですが、禁煙して3年経つと好奇心からタバコを吸ってみたいという気持ちもかなり軽減されるのではないでしょうか。
現に、禁煙半年成功しても喫煙を再開してしまう人はかなりいますが、禁煙3年成功した人でまた喫煙者に戻ってしまったという人は聞いたことがありません。
まとめ
正直、禁煙10か月という実績が自信になって、タバコってものを舐めていたんだと思います…
どうか、禁煙中の皆さんは僕と同じような失敗はしないことを願います。
どうか、禁煙中のその”一本”で喫煙に対するハードルを下げないでください。
では、また。