ども!
今のご時世、PCで仕事をする人が大半だとは思いますが、PCでの作業を楽にしたいと思いませんか?
PCで使用頻度の多いコピー&ペースト。
ショートカットキーを使えばすぐ終わりますが、それでもやっぱりかゆいところに手が届かないの現状ですよね。
そんな時は今回ご紹介するcliborを使ってみたらどうでしょう?
cliborって何?
cliborとは、コピペ作業を劇的に楽にしてくれるフリーソフト(無料)です!
「コピペ作業が楽になるってどういうこと?」という人も多いと思いますので、実際の使用方法を交えて紹介しますね。
cliborのダウンロード方法
cliborのダウンロードは以下のURLからダウンロードできます。
https://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se472890.html
インストール後、clibor.exeをダブルクリックすることで使用できます。
右下のツールバーに、以下のようなアイコンが出ていたら既に起動されています。

cliborの使用方法
では、早速使ってみましょう。
cliborが起動している状態で文字をコピーしてみてください。
コピーした後、ctrlボタンを2回押すと、以下のような画面が開きます。

cliborでは、コピーした文字の履歴を持つことができるのです。
ctrlボタンを2回押した後、履歴にカーソルを合わせてクリックするとその文字がクリップボードに張り付けられます。
これによって、「以前コピペしたけど、また張り付けたいからコピーしなおす」という作業が無くなるのです。これって凄く便利じゃないですか?
しかもこの機能はcliborの一機能にしか過ぎないのです…
cliborの便利な使い方
ここからはcliborの便利な使用方法を解説していきます。
定型文の登録ができる
cliborでは定型文の登録ができます。
cliborのアイコンを右クリックして、[定型文の編集]を選びます。

定型文の登録画面開き、新規登録をします。

登録後、ctrlボタンを2回押してcliborの画面を開き、[定型文]のところにカーソルを合わせます。(矢印キーで移動することも可能です。)

これだけだと、「ユーザ辞書とあまり変わらないんじゃ…」と思われるかもしれませんが、例えばパスワードなどを定型文に登録しておくと、簡単に呼び出せます。
パスワードをユーザ辞書に登録しておいても[****]とかになってしまって変換できませんもんね。定型文なら一発で張り付けられます。
※もちろん、cliborからパスワードを抜き取られるという可能性もゼロではないので、自己責任でお願いいたします。
FIFOモードで張り付け
cliborの神髄ともいえる機能をご紹介します。
それは、FIFOモードです。
FIFOとはFirst In First Out(先入先出)の略です。
使い方としては、cliborのアイコンを右クリックして[FIFOモード]を選択するだけです。
具体的にどのような使い方ができるのかというと、A,B,Cという文字を順番にコピーをしたら、張り付けも順々にA,B,Cと張り付けができます。
これ、使いこなすとかなり便利ですよ!
例えば、Excelから離れたセル同士のものを連続でコピーしたいとき、コピーして貼り付けしたらシートを移動して…という作業が当たり前でしたが、cliborのFIFOモードを使えば連続でコピーして連続で張り付けるだけですからね。
ちなみに、LIFOモード(Last In First Out)もあります。
文字通り、最後のコピーしたものから吐き出していくイメージですね。
※FIFOモードやLIFOモードは、アイコンを右クリックで起動できますが、cliborの設定で任意のショートカットキーを設定することも可能です!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、[clibor]というフリーソフトを紹介させていただきました。
「かゆいところに手が届く」を体現したようなソフトですね。
フリーソフトなので、無料で仕事の効率が上げられるならば、インストールしない手は無いでしょう。うまく使いこなして、一緒に仕事の効率を向上していきましょう!
では、また。