書評

【要約】人生で大切なたったひとつのこと

ども!

先日、書店をうろうろしていたら何やら気になるタイトルの本が…

それこそが今回紹介するジョージ・ソーンダーズさんの著書「人生で大切なたったひとつのこと」です。

※ネタバレを含みますので、手に取って読んでみたい方はブラウザバック推奨します。

著者のジョージ・ソーンダーズって?

まず、著者についてです。

著者のジョージ・ソーンダーズさんは米タイムズ誌の「世界でもっとも影響力のある百人」に選ばれている、アメリカ人の作家さんです。

で、この「人生で大切なたったひとつのこと」という本は、ニューヨークの名門校であるシラキュース大学の教養学部での卒業式で、彼自身が語ったスピーチの内容なんです。

普通、卒業式のスピーチってすぐ忘れ去られるものですよね?
ところが、ニューヨークタイムズにこのスピーチの現行が掲載されると、たちまち世界中でアクセスがおこり反響を巻き起こしました。

本書は、そのスピーチに日本語訳をつけたものになります。

内容自体は非常に短い

本書ですが、内容自体はとても短いです。

多分、15分程度で読み終わってしまうでしょう。
ただ、すぐに読み終わってしまう本=内容が薄いとは限りません。

読み終わったとき、恐らくもう一回読み直すことになると思います。

というのも、最初読んだときは「なんのこと?」って思える部分があります。
2回目に読んで、「ああなるほどね」という風に納得できるようになってます。

本来、詩歌というのは2度読むことを前提に作られているようです。優れた文学というのは、2度読むことが前提となっているのかもしれませんね。

ネタバレ:筆者が伝えたかった大切なこと

ここから先はネタバレになってしまうので、筆者が何を伝えたかったのか、実際に本を読んで知りたい!って人はブラウザバックお願いします!

筆者がスピーチで何を大切にするべきか?それは「他人に優しくなれ」ということです。

「え?それだけ?」って思う人もいるかもしれませんね笑

筆者は40年以上前の思い出をスピーチで話します。その内容とは、ある日転校生がやってきたのですが、その女の子は同級生からからかわれていました。

家が近所だということもあり、「その子に優しく接するべき」ということは頭の中でわかっていたのにも関わらず、実行することができなかったそうです。

その後、その子はまた転校してしまいます。
そのことを思い出すたびに「あの時優しくしていればよかった…」と思うそうです。
40年経っても、後悔の念でいたたまれないとのこと。

別に、筆者はその子に対して酷い仕打ちをしたわけでもないのに、もっと優しく接することができなかったということを後悔しているようです。

人間は誰しも年齢を重ねるごとに優しくなれる

人間は年齢を重ねるごとに、自分の中の自分が小さくなっていって、優しくなれるそうです。

代表的な例で言えば、結婚して子供が生まれたとき。
自分の子供というのは、大半の親は自分より子供の方が大切!って思いますよね?

自分の子供が生まれる、というのは今まで自分勝手に生きてきた自分が、他人への愛情を重視するようになる分岐点になります。

年齢を重ねると優しくなれるのだから…

ということで、筆者はスピーチの内容で「年齢を重ねると自分の中の自分が小さくなって、他人に愛情を持てるようになって、優しくなれる」と言っているのですが…

筆者が一番伝えたいのは「いずれ嫌でも優しくなれるのだから、それなら今のうちから他人に優しくしようよ」ってことだと思いました。

自分が他人に優しくできなかったという後悔は、いつまで経っても心に残り続けます。
筆者自身、自分の経験から自分のような後悔をする人が一人でも少なくなればいいという思いから、卒業生に対してのスピーチで「人に優しくなれ」という風に話したんだと思います。

とはいえ、野心など捨てる必要はない

ここまで言うと「他人を重視して、自分の野心を捨てろってこと?」と思う人も多数いると思われます。が、別に自分の野心などは捨てる必要がないです。

「ただ、もう少し他人に優しくするということを、毎日毎日繰り返していけば、それ自分の中の平常となる。結果、普段から他人に優しくなれて、他人からも優しくされて、自分に対しても後悔することが少なくなっていくからおすすめだよ!」ってことを伝えたかったんだと思います。

まとめ:みんなのちょっとした心がけで世界は優しくなる

正直、きれいごとに聞こえる部分が沢山あるかもしれません。

ただ、世界中の人がこの本を読んで、書いてあることを実践することで、確実に世界はいい方向に進んでいくんじゃないかな?と思います。

ニューヨークタイムズでは、この本のことを以下のように紹介しています。

旧約聖書の詩編のように、薄くて重い

ニューヨークタイムズ

聖書といえば、世界で一番読まれている書物ですよね。
この本も聖書のように世界で一番読まれるようになれば、世界はもっといい方向に変わるんじゃないでしょうか。

ということで、「人生で大切なたったひとつのこと」の要約でした!

書籍自体は非常に薄いけど、内容的には濃厚な一冊でした。
手元に置いておいて、心が荒んだときなどに読んでおきたい一冊です。

気になる方は、是非読んでみて下さいね!

では、また。

ABOUT ME
ラキマル
ラキマル
関東在住。SEとして働いてる28歳です。 中身は人生色々なことして楽しみたい少年です。