書評

【人生を賢く生き抜くための思考法】ThinkSmart(シンク・スマート)の概要について

どうも!

今回は、大ヒットしたThink Clearyの著者、ロルフ・ドベリさんの著書ThinkSmartについて記事にしてみました。

この本のコンセプトとしては「間違った思い込みを避けて賢く生き抜くための思考法」です。

うーん、ThinkClearyとは似ているようで、ちょっと違いますね~

では、どのような本なのでしょうか? 早速行ってみましょう!

ThinkClearyと似ているようでちょっと違う

まず、この本がThinkClearyとどのように違うのか?という点についてです。

著者のロルフ・ドベリさんは数多くの学術研究の内容をまとめて、この本を通じて「こんな時はこうすれば幸せになれるよ」という風に教えてくれています。

ThinkClearyは合理的に人生を生き抜く為の方法を教えてくれるような本でしたね。

対して、ThinkSmartでは「すべきでないことを排除することが人生では重要」 という風に謡っています。

僕のイメージでは

  • ThinkCleary:勝つための思考法
  • ThinkSmart:負けない為の思考法 というイメージです。

つまり、この2冊読めんで頭に叩き込めば人生無敵になれるってことですね!笑

でも実際、これらの本を読んで人生に指針にしていくことで賢く生きると思います。

目次一覧

では、目次はどうなってるんでしょう?

本好きな人は目次から見ていくと思いますが、この本も目次を見ればどれだけ興味深い本なのか分かっていただけると思います。

  1. 新年の抱負が達成できない分け【先延ばし】
  2. 「理由」がないといらいらしてしまうわけ【カチッサー効果】
  3. 比較しすぎると、良い決断ができなくなってしまうわけ
  4. 「自分は大丈夫」と錯覚してしまうわけ【注意の錯覚】
  5. 自分でつくった料理のほうがおいしく感じるわけ【NIH症候群】
  6. 労力をかけたものが、大事に思えるわけ【努力の正当化】
  7. 第一印象が当てにならないわけ【初頭効果と親近効果】
  8. ボーナスがモチベーションを低下させるわけ【モチベーションのクラウディング・アウト】
  9. 「ありえないこと」を想像したほうがいいわけ【ブラック・スワン】
  10. 現状維持を選んでしまうわけ【デフォルト効果】
  11. ほかの人も自分と同じ考えでいるように思えるわけ【偽の合意効果】
  12. 自分より優秀な人を採用したほうがいいわけ【社会的比較バイアス】
  13. 地元のサッカーチームを応援したくなるわけ【内集団・外集団バイアス】
  14. 予定を詰め込みすぎてしまうわけ【計画錯綜】
  15. ほらで相手を納得させられるわけ【戦略的ごまかし】
  16. 計画を立てると心が安定するわけ【ゼイガルニク効果】
  17. 反射的に思いついた答えは疑ったほうがいいわけ【認知反射】
  18. あなたが自分の感情の操り人形なわけ【感情ヒューリスティック】
  19. 自分の考えに批判的になったほうがいいわけ【内観の錯覚】
  20. 最適なものを見逃す場合が多いわけ【選択肢の見過ごし】
  21. 「知らずにいる」ということに対する感情が存在しないわけ【瀉血効果】
  22. 数学は机上で改善できてしまうわけ【ウィル・ロジャース効果】
  23. 小さな店舗が突出して見えるわけ【少数の法則】
  24. 「スピード狂」の運転のほうが安全に見えるわけ【治療意図の錯誤】
  25. 平均的な戦争が存在しないわけ【平均値の問題点】
  26. 「拾ったお金」と「貯めたお金」で扱い方が変わるわけ
  27. 統計の数字よりも、小説のほうが心を動かすわけ【心の理論】
  28. 私たちが「新しいもの」を手に入れようとするわけ【最新性愛症】
  29. 目立つものが重要なものだと思ってしまうわけ【突出効果】
  30. 占いが当たっていると感じるわけ【フォアラー効果】
  31. 満月のなかに顔が見えるわけ【クラスター錯覚】
  32. 「期待」とは身長に付き合ったほうがいいわけ【ローゼンタール効果】
  33. 誰もヒトラーのセーターを着たくないわけ【伝藩バイアス】
  34. あなたが常に正しいわけ【歴史の改ざん】
  35. 下手に何か言うくらいなら、何も言わないほうがいいわけ【無駄話をする傾向】
  36. 「王者」になったほうがいいわけ【ねたみ】
  37. 都合よく並べたてられたものには注意したほうがいいわけ【チェリー・ピッキング】
  38. プロバガンダが効果を発揮するわけ【スリーパー効果】
  39. ハンマーを手にすると、何もかもが釘に見えるわけ【職業による視点の偏り】
  40. 成功の決定的な要因が「運」であるわけ【スキルの錯覚】
  41. 知識が転用できないわけ【領域依存性】
  42. お金を寄付したほうがいいわけ【ボランティアの浅はかな考え】
  43. 行き当たりばっちりで物事を進めたがらないわけ【曖昧さ回避】
  44. 的には情報を与えたほうがいいわけ【情報バイアス】
  45. ニュースを読むのをやめたほうがいいわけ【ニュースの錯覚】
  46. 危機が好機になることがめったにないわけ
  47. 頭のスイッチを切ったほうがいいわけ【考えすぎの危険】
  48. チェックリストに頼りすぎてはいけないわけ【特徴肯定性効果】
  49. 「いけにえ探し」はやめたほうがいいわけ【単一原因の誤謬】
  50. 「最後のチャンス」と聞くと判断が狂うわけ【後悔への恐怖】
  51. あなたの船を燃やしたほうがいいわけ【退路を絶つことの恐怖】
  52. 学問だけで得た知識では不十分なわけ【学問のもうひとつの側面】

52章もあるので、「これは気になる…」という章がきっと見つかるはずです。

面白かった章の概要をご紹介

では、ここからは個人的に面白かったと思った章とその概要を紹介します。

計画を立てると心が安定するわけ【ゼイガルニク効果】

1927年のベルリンのレストラン、多数のお客さんがオーダーをするのにも関わらず、一切メモを取らないウェイターがいました。

お客さんは全員

お客さん

メモ取らないで覚えられる訳ないだろ!絶対にミスする!

と思っていましたが、意に反してそのウェイターは完璧にオーダーを覚えていたのです。

そして食事が終わった後にお客さんの一人が忘れ物をしてしまったことに気付き、レストランに戻って

お客さん

ここに座っていたんだけど、忘れ物を見なかったか?

と問いました。

だけど、そのウェイターは「あなたは誰ですか?」と言わんばかりの顔。

お客さん

あんなに沢山のオーダーを覚えられるくらい記憶力が良いんだから、覚えているはずでしょう!

と言ったらしいのですが、そのウェイター曰く

ウェイターさん

自分が覚えるのは料理を届けるまでで、その後は綺麗さっぱり忘れてしまうよ

とのこと。

なんか、聞いていて「あぁ、あるよね」と思いませんか? 例えば、テストの一夜漬けなんかこれに該当すると思います。

ただ、人によってはずっと覚えている人がいます。 その人との違いは何だと思いますか?

記憶が定着するか否かの違いは”計画”にあった

研究の結果、実はこれらは計画の立て方によってはずっと記憶に定着できるということが分かったのです。

細かい研究内容は割愛しますが、じゃあ具体的にどのような計画の立て方が良い方というと

計画を細かく細分化する。

たったこれだけです。

どれくらい細分化するかというと、1つの物事に対して50くらいのタスクに細分化するレベルというので、相当細分化します。

例えば 「妻にプレゼントを渡す」とかでは全然ダメで

  1. 妻へのプレゼントの予算を決める
  2. プレゼントにおススメのジャンルを調べる
  3. 店で買うかネットで買うかを決める
  4. おススメの店やネットショップを見つける
  5. レビューを参考にしてその商品の良しあしを決める
  6. YOUTUBEとかでその商品に対して誰かレビューをしていないか確認する
  7. 商品の色を検討する

今ザックリと思いついた感じなので、全然荒いですがこれ以上に細分化しないといけないということですね。

これって、システム業界では割と当たり前にWBSって名前がついています。

細かなタスクにすることで何をやるべきかが明確になるので、おススメですよ!

気になる方は、是非調べてみて下さい。

まとめ

前作のThinkClearyと言い、今回のThinkSmartと言い、人生に役立ちそうな内容ばかりでした。

とはいえ、全部の章を読む必要があるとは思いません。

自分の人生に関係しそうな章が1つでもあるのであれば、買っても損はしないと感じました。

自分のお気に入りの章に付箋などを貼っておいて、手元に置いておくのもいいかもしれませんね。

帯に書いてある「CEOは是認、この本をブリーフケースに入れておくべきだ」というコメントにも納得しました。

ABOUT ME
ラキマル
ラキマル
関東在住。SEとして働いてる28歳です。 中身は人生色々なことして楽しみたい少年です。