どうも!
今回は「シリコンバレー式 超 ライフハック」という本を読んでみたので、記事にしてみました。
最近、「シリコンバレー」を本のタイトルにつける本が多い気がします。 恐らく、「世の多くのビジネスマンはシリコンバレーに憧れているから、これをタイトルにつけておけば売れるだろう」という思惑があるのかもしれません。
僕はそんな思惑には乗りたくなかったので、こういうタイトルの本は敬遠をしていたのですが、インターネットで面白い内容の記事があって、その記事が本書を引用していたことから、「面白そう!」と思い、読んでみました笑
もくじ
この本について
この本の著者はデイブ・アスブリーさんです。 この人は、シリコンバレーのテクノロジー起業家で、ブレットプルーフ360の創業者兼CEOになります。
バイオハッカーという肩書きを持っていまして、昔から「自分のパフォーマンスを上げるためには?」を常に追求してきた人らしいのです。
そして、俗にゲームチェンジャーと呼ばれる大富豪などの著名人450名に直接「パフォーマンスを上げるために大切な3つのことを教えてください」と聞いてきたらしいんですね~。
その期間なんと19年!かかった費用は数億円は下らないらしいです! すごいですよね。本書は、パフォーマンスを上げることに全てを注ぎ込んできた男が、全てを詰め込んだ一冊になります。
なぜこの本を読んだのか
例えば、「最近仕事でミスが多いな…」とか、「仕事のモチベーションが上がらないな…」って時、ありますよね?
自分がそんな状態だったので、1800円のこの本にたった1つでも、自分の人生を好転させてくれるノウハウがあればいいなという希望を抱き、読んでみました。
この本の章立て
まず、この本は大きく分けて3つ章に分かれています。
それは
- SMARTER(もっと賢く)
- FASTER(もっと早く)
- HAPPIER(もっと幸せに)
という感じですね。
なぜこの3つなのかというと、著者がこれまで多数の成功者にインタビューしたなかで、必ずしてきた質問が
「パフォーマンスを変えるために必要な3つのことは、何ですか?」という質問です。
一番多かった答えが、上記の3つに該当するということなんですね。
そして、この3つの要素を向上させるためにどうすればよいのか?という部分を本書では説明しています。 この3つの要素に対する章立ては、以下のようになっています。
SMARTER(もっと賢く)
- 自己・・・「新しい自分」を脳にしみこませる
- 脳・・・習慣とトレーニングで強化する
- 恐怖・・・邪魔な原始的本能をリセットする
- 休息・・・自分を「アップグレード」する時間をつくる
FASTER(もっと早く)
- 快楽・・・意識の変容に至る究極の秘法
- 睡眠・・・努力しなくてもできるライフハック
- 運動・・・「間違いだらけの運動」をいますぐやめよ
- 食事・・・身体が変わる「おばあちゃんの最強の教え」
- テクノロジー・・・とうに「未来」は到来していた!
HAPPIER(もっと幸せに)
- 幸福・・・お金で買えないなら、何で買える?
- 人間関係・・・「だれとつながるか」で人生の多くが決まる
- 瞑想・・・非常識思考の街の「新しい常識」
- 自然・・・大人も「泥遊び」をすべき科学的理由
- 感謝・・・この賞だけ読んでも効くほど強力なハック
この本を読んで思ったこと
こういう海外のノウハウ本を見て毎回思うのですが、書いてあること全てが日本に当てはまるとは限りません。
それは文化の違いもそうですし、仕事のやり方だってもちろん違います。
従って、これらのことを全て真似をしたからといって必ずしも成功に導いてくれるとは限りません。
ただ、この本に書いてあるのはあくまでも「バイオハック」です。 つまり、文化が違えどこれをするだけでパフォーマンスが上がるという内容がぎっしり詰め込まれているのです。
ただ、個人的には「もう少し踏み込んで説明してほしかった」というのが感想です。 恐らく、バイオハック術が大量に書かれているので、ページ数の関係で細かい説明まで出来なかったのかもしれませんが笑
ただ、新しい発見をすることは出来るので、その発見を調べることで自分に合ったより良いパフォーマンス向上術を見つけることができるかもしれません!
この本で一番刺さった部分
僕は本を読むときに「1つの本から1つでもタメになる部分があれば良いやぁ」程度に思っているので、必ず本の中から1つは刺さった部分を見つけるようにしています。
で、今回僕が刺さった部分がこれ。
「言葉を変えて限界を押し広げる」
これ、端的に内容をお伝えすると「あいまいな言葉を使わない」なんですね。
というのも、これまでのハック本では「マイナス言葉は使わない」というのはよく見かけたじゃないですか?
ただ、ここで言っているのは曖昧な言葉で、例えば「やってみる!」という言葉は使わないで「やる!」という風に言おうという感じです。
一般的に「やってみる」という言葉には、ポジティブなイメージがあると思うので僕がこれを見たときは「え、それもダメなの?」という印象でした。
なんでダメなのかという理由は、「やってみる」という言葉は、「失敗するかもしれないけど、やってみる」というニュアンスが含まれていますよね。
この考えが、脳ハック的には良くないみたいです。
あくまでも「絶対に成功するだろうからやる!」という風に、脳に信じ込ませることでパフォーマンスが劇的に向上するみたいですよ。
以前読んだ西田文郎さんの「強運の法則」にもこんな感じの内容が記載されていました。
「こういう些細な行動でも、脳に与える影響は大きいのだな」と思いました。
それ以降僕はあいまいな言葉を使わないようにしています。
世間や客観的な意見はどんなものがあるのか
では、ここからはAmazonのレビューから読んだ人の感想を見てみましょう
成功者に話を聞くスタイルで、数多くのライフハックを紹介している作品。
ページ数が多く圧倒されたものの、読みやすくて一気に読了した。
費用が掛かりそうなもの等、無理めなのもあるが、結局自分に向いたハックを取り入れると良いと思う。
筆者が数百万ドルかけて430人の成功者から「優れたパフォーマンスを発揮する秘訣」を聞き出しまとめた一冊。ページ数はかなりありますが、内容が濃く食事、睡眠、休息、マインド、運動、快楽…etcなどあらゆる秘訣が詰まっていました。章の区切りごとにやる事リストがあるため、その日から実行できるようになってます。実行すれば確実に人生変わると思います。習慣をものにするために2、3度読み返す予定です。
もっとこう参考文献大量の本だと思ったけど違った
あとやっぱり翻訳だから少し読みにくい
実践するためのサポートサイトのリンク先がすべて英語だったり、ゲームチェンジャーの紹介が無駄に長かったり、タイトルに惹かれて購入しましたが、少し期待外れでした。
大事な内容が少なくなってしまっています。
直訳本のようなので、出版社には全く落ち度はないのですが…
最後に
THE自己啓発という感じの本でしたが、科学的見地からも解説されていて、腑に落ちるような内容でした。
本記事の章立てを読んで、1つでも「これ気になる!」と思ったなら読んでみることをおススメします!
少なくとも、1つはタメになる内容があるはずです。あとはそれを実践するのみ!一緒に人生を好転させていきましょう笑
では、また。